コミュニケーション・ラボ
地代所明美の「ハッピー・タッチング」コラム バックナンバー
第1回
よりハッピーな「ハッピー・タッチング」のための
ハッピー・ポイント。
こんにちは、地代所明美です。
当コミュニケーション・ラボのHPが開設してあっというまに半年がたちました。
いつも遊びに来てくださる皆さん、本当にありがとうございます!
なかなかHPが充実させられないでおりますが、できるところから少しずつ「コミラボらしさ」をアップさせていこうと思っています。
その手始めに、地代所明美の「ハッピー・タッチング・コラム」をスタートすることとなりました。日々のちょっとしたできごと、「ハッピー・タッチング」を深めていくためのヒント、ママ&ベビーのお役立ち情報などを、気軽に、楽しく、ゆるゆると、書き綴っていきたいと思います。
第1回目として、「ハッピー・タッチング」のこと、ちょっとお話しようと思います。
じだいしょ・あけみの本、「赤ちゃんの心とからだを育む0歳からのハッピー・タッチング」、もう読んで下さいましたか?この本には、ママとベビーが日々、「あなたが大切、あなたが大好き!」を伝え合うすてきなコミュニケーション・メソッド(方法)が、絵本と読本の2つの形式で展開されています。
「ハッピー・タッチング」とは、ただ単に体にタッチする(さわる)ことではありません。「ふれる・ふれられる」の二人の相互交流(コミュニケーション)のことなのです。赤ちゃんに心をこめて「ふれる」ことで、赤ちゃんの心が体があなたに向かって開かれていきます。そこには「通い合う心」があり、それが「ハッピー・タッチング」なのです。
今回は、その「ハッピー・タッチング」を深めていくためのポイントを一つ、二つ。
とはいっても、決して難しいことではありません。かんたん、かんたん。でもだからこそ、よけいに見過ごされがちなことかもしれません。
それは・・・。
ハッピー・ポイント その1。「今、ここに気持ちを向けること」
ただタッチングするだけでは×。赤ちゃんのおなかやほっぺにふれるだけでは×。
あなたの心は「今、ここ」にありますか?
赤ちゃんと一緒のこの時間、この場に、あなたがどしんと心と体でしっかりと存在することから「ハッピー・タッチング」は始まるのです。まずは意識を目の前の「わが子」にしっかりと集中しましょう。
「洗濯物は入れたかしら」「宅配便がそろそろ届くはず」「あ、回覧板、届けなくちゃ」・・・なんて思いながら、うわのそらで赤ちゃんにタッチしても、それは「ハッピー・タッチング」ではありません。
「今、ここ」に集中したあなたの心と体が赤ちゃんにしっかりと向かい、赤ちゃんのほっぺに両腕に、両足に、そっとやさしく温かいその両手でふれてあげましょう。
ふわ~っと、やさしく、包み込んであげましょう。
手のひら全体で。じわっとふわっと、長い時間。
「どうかな~?」と体の各部位に話しかけるように。心の底から寄り添うように。
20秒から30秒、ただただそっとおなかやほっぺ、両腕や足首を、あなたの両手で包み込んであげてください。両手の手のひら全部で寄り添うように包み込みます。
「一度にできるだけたくさんの面積にふれる」のです。
できるだけたくさんの「ハッピー・愛」を共有できるように。
赤ちゃんの目を見て。目で語りかけて。名前を呼びかけて。
「かわいいね~」「大好きよ」とスイートな言葉を笑顔と共にたくさん降らしてあげましょう。
コミュニケーションにおいては、「何を伝えるか」よりも、「どう伝えるか」がとても大切。同じ「好き」とか「あなたが大切よ」ということばでも、その伝え方によって受け止め方が違ってきます。ましてや赤ちゃんには言葉でのコミュニケーションが成立しないため、この「どう伝えるか」こそが、重要なポイントになってきますね。
「今、ここ」に意識を向け、しっかりと赤ちゃんに向き合い、タッチングすることで、お母さんの「あなたが大好き!」という赤ちゃんへの思いがハッピーに伝達されていきます。
「気持ちのいい体験」をたくさんもらった赤ちゃんは、「自分はとっても大事にされている」というすてきな感覚を蓄積していくことになります。そして、「自分はこの世でたった一人のかけがいのない存在なんだ」という自己肯定感につながり、ひいてはそれが人格形成の最も大切な「根っこ」となっていくのです。
ハッピー・ポイント その2。「今、目の前の赤ちゃんの感じていることを、しっかり感じましょう、受け止めましょう」
「ハッピー・タッチング」では、今、ここに意識を向け、あなたの全部で「大好き!」を伝えることと共に、「相手があなたに何を伝えようとしているのか」を受信できる力も重要な要素と考えます。
言葉でのコミュニケーションができない赤ちゃんだからこそ、本来持っているそのすばらしいコミュニケーション能力の「種」を育ててあげましょう。赤ちゃんは言葉ではなく、全身であなたに何かを届けようとしているはず。赤ちゃんがあなたのタッチングをどう感じたのか、その思いを、その声を、あなたの体と心、全部を使って受け止めてあげてください。
あなたがやさしくふれた手。
それを受け止めている赤ちゃん。
ほら、「ありがとう、すごくいい気持ち」って言ってるのが聞こえてきますよ。
「お母さんの手、あったかい」「お母さんが大好き」っておしゃべりしてるでしょ。
そういった赤ちゃんからの「お返事」を聞き取ることで、あなたの心が体がじんわり、ふわっとあったかくなってくるのがわかりますか?
そう、これがハッピー・タッチングです。
これら二つのポイントに共通するのは、「そっとやさしく何十秒か手を添える、心に寄り添う」という、ハッピー・タッチングの基本中の基本のテクニックです。
この基本テクニックとともにハッピータッチングの二つのポイントを覚えれば、あなたと赤ちゃんの絆はもう無敵です。
どんなときも、どんな場所でも、「ハッピー・ポイント」をベースとした基本テクニックでタッチングすると、あなたと赤ちゃんはいつでもスイートでゆるぎない二人の愛の空間(場)を作ることができます。
すてき、でしょ。